一人暮らしのベッドのおすすめは?サイズや収納はどうする?
一人暮らしを始めるにあたって、
最も重要な家具はベッドだと思います。
できればおしゃれなベッドを
選びたい気持ちはよくわかりますが、
デザインだけで選ぶと後悔することになります。
私は家具を販売していた経験もあるので、
お客様から聞いた意見なども踏まえて
さまざまなベッドのメリット・デメリットを
ご紹介したいと思います。
ベッドのメリット・デメリット
ロフトベッド
- ベッドの下の空間が利用できる。
- しっかりした作りのものが多く丈夫。
- スチール製で劣化しにくい。
デメリット
- 設置すると圧迫感がある。
- 組み立てが難しく、しっかり組み立てしないと軋みがひどい。
- 部屋の高さによっては起床時に天井で頭を打つことも。
- 模様替えや引っ越しは相当困難。
折り畳みベッド
- 折り畳むと部屋を広く使える。
- 布団を干すのにも使える。
- 比較的通気性は良い。
デメリット
- 結局面倒臭くなって畳まなくなる。
- 折りたたみの際に床に傷がつきやすい。
- 普通のベッドよりは劣化が早い。
脚つきマットレスベッド
- 比較的安い。
- 他のベッドに比べて軽量なので模様替えなどはラク。
- 組み立ては脚をつけるだけなのですぐ使える。
デメリット
- マットレスがヘタったら終わり。
- 分厚いのでシーツではなくベッドパットしか使えない。
パイプベッド(アイアンベッド)
- 丈夫。
- 比較的デザイン性が高い。
デメリット
- マットレスの厚みによっては身体に当たりを感じる人もいる。
- 寝返り時に軋み音がしやすい。
木製ベッド
- 収納付きやコンセント付きなど選択肢が豊富。
- 安いものでも見た目は割と良い。
デメリット
- 湿気の多い部屋だとカビが生えることがある。
- 組み立てにボンドを使うものもあり、引っ越しの際は苦労する。
いろいろなベッドがありますが、
それぞれにメリット・デメリットがあります。
費用をかけたくない人には脚つきマットレスベッド、
部屋を広く使いたい人にはロフトベッドか折り畳みベッド、
長く使いたい人にはパイプベッド、
見た目重視の人には木製ベッドがおすすめです。
サイズは?
ベッドにはいろいろなサイズがあります。
一人暮らしならシングルかセミダブルを
選ぶ人が多いのではないでしょうか。
メーカーによって異なりますが、
一般的にシングルだと幅90~100cm
セミダブルだと幅120cmになります。
長さは195cmが一般的です。
ダブルだと幅140cmになりますので、
ワンルームや1Kの一人暮らしで置くには
なかなか厳しいサイズだと思います。
一人暮らしでも2K以上で
寝室を別にする人なら選択肢に入れても良いでしょう。
部屋を広く使いたい人には
セミシングルという手もありますが、
セミシングルは幅80~90cmくらいなので
実際寝てみると狭いという人が多いです。
マットレスやカバーも
セミシングルはあまり売っていないので、
決しておすすめとは言えません。
後々のことを考えると
シングルサイズがおすすめです。
収納は?
ベッドには下に収納が付いているものも
結構売られています。
一見便利そうに思えるのですが、
実は意外と使い勝手が悪かったりします。
特に引き出しがついているものは、
よく見るとちゃんとした引き出しではなく
キャスター付きの箱を並べただけということもあるので
しっかり確認することが必要です。
ベッド下というのはどうしても
湿気が多い空間ですから、
ちゃんとした引き出しであっても
カビが生えるリスクはあります。
意外とホコリも多少は入るものです。
以上を踏まえた結果、
ベッドの下を収納として活用したいなら
もともと収納がついているベッドよりも
プラスチックのケースなどを
ベッドの下に並べる方がおすすめです。